
長野市長 荻原 健司
今年で第52回を迎える「長野びんずる」が、関係する多くの皆様の御尽力により盛大に開催されますことに心からお喜び申し上げます。
このお祭りは、昭和46年に第1回が開催されて以来、本市の夏の風物詩として定着しております。
近年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、残念ながら過去2年連続で中止となっておりますが、先行きの見えない不安が続くこのような時だからこそ、明るい未来への希望が必要です。
第52回「長野びんずる」が感染防止対策をしっかり講じた上で開催されることにより、人々が前向きな気持ちを取り戻し、コロナ禍を乗り越える思いを表す場となることを期待します。
また、今年のスローガンである『「挑戦」~まちに活気をもたらす源となれ~』の言葉どおり、この「長野びんずる」が、ひととまちに活力をもたらし、明るい未来へとつながることを願います。
結びに、第52回「長野びんずる」の開催に当たり、関係者の皆様の御協力に心から感謝申し上げますとともに、お祭りの成功を御祈念申し上げます。

長野びんずる実行委員会実行委員長
長野商工会議所会頭
北村 正博
長野びんずるは、長野の夏の風物詩として昭和四十六年に「市民総和楽・総参加」の基本理念のもと、(公社)長野青年会議所を中心に企画され、長野市、長野商工会議所と連携して誕生した「市民祭・夏祭り」でございます。
以来、先人の皆様の情熱と英知の積み重ねにより、市民の皆様に親しまれ、誇りある祭りへと成長してまいりました。
新型コロナウイルス感染拡大により、一昨年の第50回、昨年の第51回と二年続けて中止といたしましたが、今年の第52回はできる限りの感染予防対策を講じた上、昼のイベントは行わず、夜のびんずる踊りに専念する形での開催を実行委員会総会でご承認いただきました。
今回は、「挑戦」~まちに活気をもたらす源となれ~をスローガンに掲げ、この長野びんずるに関わる全ての方々が、祭りを契機に前向きな気持ちを取り戻し、市民一人ひとりの想いを人から人へ、人からまちへ伝え感じることで、市民の活力となるよう計画しております。
感染予防対策として、市民の皆様にはインターネット中継をご覧いただく「おうちでびんずる」を呼び掛け、極力人との接触を減らします。また、参加する方々に対しては、飲酒や酒類の持ち込みを禁止とし、新正調踊りでご参加いただく等、例年になく厳しい参加条件とさせていただきました。安心安全な長野びんずる開催のためご理解を賜り、今回の祭りを契機に皆様が活力を取り戻されるよう願って止みません。
結びとなりますが、第52回長野びんずるの大成功に向け、皆様の格別なるご支援とご協力をお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。